教育

2016年11月30日 (水)

東京都立葛飾総合高等学校 特別授業(NSCAジャパン協力)のご報告

2016年11月25日(金)、東京都立葛飾総合高等学校にて「トレーニング研究」という単元での特別授業を、NSCAジャパンとして担当させていただきました。

葛飾総合高等学校は、生徒一人一人の興味関心や進路希望に応じて、普通科目・専門科目・学校設定科目等の多様な選択科目の中から自分で科目を選択し時間割を組み立てて学習していく「総合学科」の高校で、今回はその中のスポーツ福祉系列「体育専攻」の生徒が対象でした。

◆「トレーナーの役割・種類・資格、ストレングス・コンディショニングについて(座学)」

講師:大西 史晃 (事務局・教育担当)

スポーツ医・科学チームには、スキルコーチ、アスレティックトレーナー、理学療法士、スポーツドクターや、そして「S&Cコーチ」という存在があること。 そして、それぞれの役割が何なのかを解説し、その中でS&Cコーチには何が求められるのか、仕事としていく上で必要になること、そこにはやりがいもあれば葛藤もあること。高校時代からこの道を目指すために準備しておくとよいと思うことなどを伝えました。

11_2

12_2

◆「レジスタンストレーニング実践(実技)」

講師:飯田 祐士 (事務局・教育事業マネージャー)

トレーニングは、ただやればよいわけではなく、ケガをしないために、正しい動作を身につけることを意識して実践してもらいました。 グループでお互いにチェックし、正しい動作かどうかをしっかりと確かめ合うというのは初めてだったと思いますが、皆さん、楽しい雰囲気の中で、積極的に取り組んでいました。

21

22

23

24

25

授業中も積極的に発言や質問があったり、関心をもって受講してくれた生徒さん達が印象的でした。 将来、この中から、トレーニングの指導者の道へ進み、私たちの仲間になってくれる人が増えてくれたらと思います。

NSCAジャパンウェブサイト

2016年6月15日 (水)

レベルⅠ検定種目・練習セミナー開催のご報告

6月12日(日)に、ウイダートレーニングラボ(東京都:関東会場)と京都文教短期大学(京都府:関西会場)で、レベルⅠ検定種目であるハングクリーン、バックスクワット、そしてベンチプレスを中心に行うレベルⅠ検定種目・練習セミナーを開催いたしました。

◆関東会場

10:00~12:30

講師:小野 哲司 氏(認定検定員, CSCS,*D, レベルⅡ認定)

    鈴木 拓哉 氏(認定検定員, CSCS)

ハングクリーン、スクワット、そしてベンチプレスの順に練習を行いました。認定検定員である講師が先にデモンストレーションを行い、注意点を示した後で各受講者が4~5人1グループとなり練習を行いました。講師の方々は各グループを回り、アドバイスを行い、また、それ以外でもグループ内で受講者同士がフォームチェックや意見交換を行うなど、活発に活動が行われていました。

受講者の中には検定受検を予定している方も多く、細かな点についても真剣に確認をされておりました。大変御疲れ様でした。

また、講師の小野様、鈴木様、そして施設利用に御協力いただいたウイダートレーニングラボ様に御礼申し上げます。

002_4

007

NSCAジャパン事務局 教育担当

◆関西会場

10:00~12:30

講師:大川 健太郎 氏(認定検定員, NSCA-CPT)

    水浜 雅浩 氏(認定検定員, CSCS,*D, NSCA-CPT,*D, レベルⅡ認定)

最初に、レベルⅠ検定の3種目のチェック項目を確認していきました。

その後は3台のプラットフォームに分かれ、今回はスクワット、ベンチプレス、ハングクリーンの順で練習を行いました。参加者の皆さんは、ご自身のフォームを講師のお二人に確認をしていただき、修正や練習を重ね、積極的に実施されておられました。

レベルⅠ検定を受検予定の方もいらっしゃいましたし、受検予定はなくてもご自身の試技のレベルアップに向けての参加の方もおられました。2時間半の中での練習で上達されていましたので、日頃のトレーニングの中でも今回習得したポイントを意識して練習を重ねてほしいと講師よりコメントを頂きました。

参加者の皆さま、大変お疲れさまでした。

 改めまして、講師を務めていただきました大川様、水浜様、また施設設の利用にご協力をいただきました京都文教短期大学様に御礼を申し上げます。

Img_3345_3

Img_3347_3

NSCAジャパン関西アシスタント地域ディレクター 右近 直子

NSCAジャパンウェブサイト

2014年7月18日 (金)

「立ち上がろう!しゃがもう!そして+10(プラス・テン)しよう」リーフレット活用例レポート

先般、NSCAジャパンと日本健康運動指導士会で共同制作いたしました、「立ち上がろう!しゃがもう!そして+10(プラス・テン)しよう」というリーフレット(※PDFデータをダウンロードしていただくこともできます → http://www.nsca-japan.or.jp/01_intro/advert.html )を早速ご活用いただいた様子を、 リーフレットのモデルも務めていただいた伊藤由紀様からお寄せいただいたので、レポートを紹介させていただきます。

1_4 
◆中高齢者の方への活用例

新潟大学「篠田塾」では、新潟市の健康づくり事業や小中学校の親子行事、地域の中高齢者を対象とした健康教室などで、有資格者や資格取得を目指す学生の指導実習の場も兼ねて運動指導を行っています。

私は現在CSCS、健康運動指導士として「篠田塾」の活動に参加し、子どもから高齢者まで幅広い年代の方に運動指導を行う機会をいただいています。 子どもから高齢者まで対象者によって運動の目的は様々ですが、いずれの教室においてもあらゆる動作の基本としてまずスクワット姿勢の確認から行います。 骨盤前傾を保ち、股関節-膝関節-足関節の3関節を屈曲させるなどスクワットのポイントを押さえた上で、椅子からの立ち上がりや階段の上り下りなど日常動作やスポーツ場面への実習につなげたり、スクワットを応用した身体遊びなどを行っています。

一般の方の中にはまだ“スクワットはアスリートのためのトレーニング”というイメージをもっておられる方も少なくありません。 しかし日常でのスクワット姿勢の重要性をお伝えし今回のリーフレットも利用することで“スクワットが身近で手軽なエクササイズ”と感じられた方が多くいたようでした。 特に女性の方からはカラフルで見やすいと大変好評です。今回のリーフレットでスクワットが親しみやすくなったポイントのひとつに、動きに合わせた言葉があるように思います。

例えば肩甲骨が外転し猫背がちになってしまう方は、「コマネチ」と腕を外旋することで自然と肩甲骨内転とチェストアアップが意識できたり、膝関節の屈伸のみになりやすかった方はその掌を股関節部分で挟むことで3関節の屈曲ができるようになったり、また踵重心になりやすい方は足裏全体に体重が「来たー!」というところまで上体を倒せたりと、子どもも大人も「コマネチ!」「来たー!」と合言葉のように、「これならポイントが覚えやすい」と楽しそうにスクワットを行っています。

どんなに大切なエクササイズも、一般の方々や特に子どもたちにとって楽しくなければなかなか継続できません。 今後もリーフレットを利用し参加者の方々が楽しみながらエクササイズを行えるよう、工夫しながらスクワットの指導や普及に取り組んでいきたいと思います。

1_22

3 
◆小学生と保護者の方への活用例

新潟市内にある小学校のPTA行事“親子レクリエーション”において、スクワットリーフレットを活用させていただきました(小学4年生104名+保護者93名)。

子育てでトレーニングをする余裕はないという保護者の方々や、トレーニングなんて考えずに思い切り遊びたい子どもたちに対し、ゲームを取り入れながらスクワットを身近なものとして体感してもらいました。 正しいスクワット姿勢がとれていないと腰痛・膝痛など障害に繋がりかねないことや、スクワットがあらゆる運動の基本動作であることを説明した上で、リーフレットでスクワット姿勢を確認しながら練習を行いました。

その際、全員で「コマネチ!」と叫びながら股関節部分で掌を挟むことで3関節全てを屈曲させることが容易となり、また子どもたちは「コマネチ」の合言葉を面白がって自ら何度も正しいフォームで練習を行う姿がみられました。動きを数回確認したあと、実際に重心を少し低くし音楽に合わせてパンチを繰り出す『ボクササイズ』や、手をつなぎ合って押し合い引き合いをする『手押し相撲』、大股で前後左右に移動するゲームなど、身体を使ったゲームでスクワットの応用を行いました。 スクワットのポイントを押さえゲームに取り入れたことで、スクワットをすることで重心が安定することや、いかに日常動作の中にあふれているかということを実感してもらえたようでした。

終了後には参加した小学生が「○○ちゃんにもスクワットを教えてあげたい」とリーフレットを取りに来たり、保護者の方々が「ポイントを忘れないように」と大事にリーフレットを持ち帰っていただいたりと、“手軽に”行えるトレーニング=スクワットとして、その重要性を理解していただくことができたと思います。

また、このような大人数を対象とした指導場面でのリーフレット活用は、参加者が細かなポイントの振り返りをリーフレットを見て行うことが可能となるため非常に助かりました。 同じ「スクワット」のトレーニングでも、対象者によってアプローチ方法を変えながら、今後も指導と普及に努めていきたいと思います。

1_32_2

3_2 
伊藤 由紀(CSCS,健康運動指導士,新潟大学大学院・博士課程)

Nsca_japan_2color

2014年5月28日 (水)

尼崎市消防局トレーニング研修

5月26日(月)兵庫県尼崎市消防局の隊員の皆様ご協力の下、北部防災センター多目的ホールにて消防職員に対するセミナーを開催いたしました。

講師に武藤雅人氏(CSCS*D、NSCA-CPT*D、認定検定員、南関東地域ディレクター)をお招きし、「消防職員のためのトレーニング 体幹編」という内容で実技の講習をしていただきました。
主に腰痛予防を前提とした体幹へのプログラムを説明していただき、すべてが火災・救急・救助の現場や訓練または通常の生活にみられる動作に生かすことができるものでした。
救急等も含めた消防活動は、特に重量物を下から腰の位置まで持ち上げる動作、放水時の反動力に対抗するために前傾になる動作、傷病者をのせた布担架や三連梯子を搬送する動作が多くみられます。さらに消火活動中は防火着に空気呼吸器を背負い、体重以外に約15kgの重さがあるものを身に着けて活動します。

Photo_3

このことを勘案すると体幹が強くなければ十分な活動は行えません。もちろん腰痛に悩まされていてはなおさらです。
今回のセミナーでは、適切な動作だけではなく、ウォーミングアップやブレージング(呼吸)も説明していただき、強い体幹の作り方を教えていただきました。
適切なプログラムは腰痛等の傷害を予防し、十分な消防活動を行うためには必要なものだと改めて感じました。

Cimg1370

Dsc01443

非番に2時間30分のセミナーに参加いただいた尼崎市消防局の隊員の皆様、お疲れ様でした。
今ではインターネット等でたくさんの情報を得られる状況で、様々な情報が混在しています。適切なプログラムを学ぶことができたことは大変有意義であり、今後の活動に生かせる内容だったと感じています。

Cimg1380

Dsc01480_2

今回お世話になりました講師の武藤先生、またご協力いただきました尼崎市消防局の隊員の皆様には、この場をお借りして御礼申し上げます。

NSCAジャパンでは、今後消防を中心としたタクティカルな職業の方々に対しても積極的にトレーニング指導を広めていきたいと考えています。
また、6月8日(日)にはNSCAジャパンS&Cフォーラム2014・第14回総会が神戸文化ホールにて開催されます。多くの方のご参加をお待ちしております。

NSCAジャパン関西アシスタント地域ディレクター 井本 勝

Nsca_japan_2color

続きを読む "尼崎市消防局トレーニング研修" »

2013年7月 1日 (月)

認定校特別セミナーのご報告

6月17日(月)、NSCAジャパン認定校である聖カタリナ大学に第13回総会・基調講演の海外ゲスト:Dr. Steven J. Fleck氏を招聘し、学生・教職員を対象に特別セミナーを開催いたしました。

「色々なスポーツへのレジスタンストレーニングのプログラムデザイン」
講師:Dr. Steven J. Fleck (ウィスコンシン大学パークサイド校助教授、米国NSCA理事長,CSCS)
通訳:大西 史晃氏(聖カタリナ大学 人間健康福祉学部 助教,CSCS*D, NSCA-CPT*D, レベル I 認定)
対象:聖カタリナ大学の学生・教職員 約80名

Dr. Steven J. Fleck 先生には、プログラムデザインに関して留意しなけれなならない重要な部分を2時間にわたって丁寧に解説して頂きました。通訳は、同校人間健康福祉学部の助教であり、NSCAジャパン中四国AADでもある大西史晃先生にお願い致しました。大西先生の通訳が非常に分かりやすかったため、学生の皆さんも退屈せず最後まで興味深く聴講している姿が印象的でした。

1

2

3

最後に今回の特別セミナー開催にあたりまして、同大学の久保玄次先生(人間健康福祉学部教授)根上優先生(同校特任教授)をはじめ、関係各位の諸先生方には大変お世話になりました。特に大西先生には、準備段階から最後のお見送りまで大変お世話になり、本当にありがとうございました。この場をお借りしまして深く御礼申し上げます。

4_2

 

Nsca_japan_2color

                                 Copyright (c) 2010 NSCA JAPAN. All Rights Reserved